知識偏重の時代(2)デザイン思考でリハビリ現場の改善を

 知識偏重の時代を超えるために、今回、デザイン思考による片麻痺リハビリ現場の改善を提案したいと思います。 これは個の力や知識偏重の現在のリハビリ現場を、システム思考、チーム力により改善をはかる案です。この場合の「デザイン」とは、「洋服デザイン」でなく「人生デザイン」の方です。最近は、「ソーシャルデザイン」などという言葉もあります。 ◆最新の分析技術がリハビリ成果になぜ結びつかない…

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知識偏重の時代、脳卒中のリハビリはどうなっていくのでしょうか(1)

今の時代は、ネットで様々なことが簡単に調べられることから、みんな物知り顏で賢そう。いわば「知識偏重の時代」です。 ベストセラー「思考の整理学」で著名な外山滋比古氏は、「知識を偏重すると、思考力が落ちる」とたびたび指摘されます。 つまり普段の問題解決のすべてを自分の頭で考えないで、ネットで調べることで済ませるから、思考力の訓練ができないということです。この自覚がないので、ネットで知識を…

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AI人工知能を活用して個別リハビリに浸透させて欲しい

【神戸新聞 2025/03/30】 ◆俺は懸命の努力と、創意工夫で奇跡の回復を遂げた!だからみんな俺を見習えあるいは家族から「こんなに回復した人もいる。あなたも、もっと頑張ったら回復するでしょう」◆「あなたの歩き方は健常者と比べてこう違う。そこを修正し歩いてください拘縮がきつくなる?!リハビリの後でストレッチしておいて下さい」一方的に欠点を指摘するだけ、分析するだけの指導。◆こんな会話には…

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心に深い悲しみを持った時、優しくなる人がいる

もう、じいさんばあさんになったが、私達にも青春があった。 彼女には、他人に絶対明かせない家族の問題があったその話を付き合っていた頃に聞かされた。もう一緒に暮らすしかないと思った。あんたどうする、覚悟はあるか?!と問われている気がした。そして、この人と暮らせば、自分も成長できると直感した。あれから40年、昨晩夕食時に、酒も飲んでないのに当時の苦しい胸の内を思い出したようにポツリポツリ語った。何気…

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田舎暮らしも楽じゃない 。質素な田舎暮らしで、何でこんなに金かかるの!?

夫婦二人暮らし。実質二部屋で生活しています。 しかし、1月の水道光熱費は、電気代6万、上下水道1.5万、LPガス1万、灯油1万で合計9.5万 これに軽自動車2台分の費用が掛かります もちろん家賃はタダですが、固定資産税はかかります 安く暮らせると越してきた人は1年もたない費用高から以前暮らしていた伊丹か尼崎に戻ることも考えましたが、私と女房は、長男と長女で、市内でそれぞれの実家や墓も相続しており…

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